LGBT
新たな履歴書の様式例が厚生労働省より公表されました!
厚生労働省では、これまで公正な採用選考を確保する観点から、一般財団法人日本規格協会(日本規格協会)が、JIS規格の解説の様式例において示していた履歴書の様式例の使用を推奨していたんだけど……
令和2年7月にLGBT当事者を支援する団体から、厚生労働省、日本規格協会等に対して
「カミングアウトを強制される」等として履歴書様式の検討(性別欄の削除等)を求める要請が行われたことから、
日本規格協会が、JIS規格の解説の様式例から履歴書の様式例を削除したんだよね
そこで、厚生労働省が新しく履歴書の様式例(厚生労働省履歴書様式例)を作成したよ。
性別欄自体の削除は行われませんでしたが、選択から任意記載に変更になりました!
「様式例」を参考にして、公正な採用選考をお願いします!
なお、厚生労働省履歴書様式例と、日本規格協会が示していた履歴書様式例(JIS規格様式例)の異なる点については以下のとおりです。
【厚生労働省履歴書様式例とJIS規格様式例の相違点】
1. 性別欄は〔男・女〕の選択ではなく任意記載欄としました。なお、未記載とすることも可能としています。
2.「通勤時間」「扶養家族数(配偶者を除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の各項目は設けないことにしました。
新たな履歴書の様式例の作成について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_kouseisaiyou030416.html
スピカ社会保険労務士事務所はLGBTアライを宣言しており、LGBT当事者、企業、人事担当者からのご相談実績が多数ございます!お気軽にご相談ください。
「職場のハラスメントに関する実態調査」の報告書が厚生労働省より公表されています!
令和3年4月30日に、「職場のハラスメントに関する実態調査」について、厚生労働省より報告書が公表されているよ
この調査は、平成28年度に実施した職場のパワーハラスメントに関する実態調査から4年が経過し、ハラスメントの対策に取り組む企業割合や労働者の状況も変化していると考えられることから実施されました。
今回の調査は、全国の企業と労働者等を対象に、令和2年10月に実施したものです。
この調査結果等を踏まえ、厚生労働省では、引き続き職場のハラスメントの予防・解決に向けた施策を実施していきます。
職場のハラスメントに関する実態調査報告書 概要
ハラスメントの発生状況・ハラスメントに関する職場の特徴
- 過去3年間のハラスメント相談件数の推移については、パワハラ、顧客等からの著しい迷惑行為、妊娠・出産・育児休業等ハラスメント、介護休業等ハラスメント、就活等セクハラでは「件数は変わらない」の割合が最も高く、セクハラのみ「減少している」の割合が最も高かった。
- 過去3年間のハラスメント該当件数の推移については、顧客等からの著しい迷惑行為については「件数が増加している」の方が「件数は減少している」よりも多いが、それ以外のハラスメントについては、「件数は減少している」のほうが「件数は増加している」より多かった。
- 職場の特徴として、パワハラ・セクハラともに「上司と部下のコミュニケーションが少ない/ない」、「ハラスメント防止規定が制定されていない」、「失敗が許されない/失敗への許容度が低い」、「残業が多い/休暇を取りづらい」等の特徴について、ハラスメントを経験した者と経験しなかった者の差が特に大きい。
- ハラスメントの予防・解決のための取組状況、その効果と課題
- ハラスメントを受けた経験
- ハラスメント行為を受けた後の行動、ハラスメントを知った後の勤務先の対応、
- ハラスメントを受けていることを認識した後の勤務先の対応 等
働きやすい職場づくりに役立てていきましょう!
「職場のハラスメントに関する実態調査」の報告書を公表します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18384.html
スピカ社会保険労務士事務所では育児、介護の両立支援、外国人、高齢者、障害者、LGBTなど誰もがその能力を発揮し、働きやすい職場づくりのサポートをいたします。ハラスメントやアウティングの心配で社内で相談しづらい内容は外部相談窓口として、ぜひご活用ください。
【わかりやすくなりました!】多様な人材が活躍できる職場環境に関する企業の事例集~性的マイノリティに関する取組事例~(リーフレット)が公開されています!
以前コラムでも取り上げましたが、厚生労働省より、「多様な人材が活躍できる職場環境に関する企業の事例集~性的マイノリティに関する取組事例~」のリーフレットが公開されたよ!
全12ページで、ポイントがまとまっていてさらに読みやすくなったね!
https://www.mhlw.go.jp/content/000761312.pdf より抜粋
職場におけるダイバーシティ推進事業について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/0000088194_00001.html
働く人ひとりひとりが性的指向・性自認についての理解を深めるために、活用していきましょう!
スピカ社会保険労務士事務所はLGBTアライを宣言しており、LGBT当事者、企業、人事担当者からのご相談実績が多数ございます。
誰もが働きやすい職場環境づくり向けて、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい!
多様な人材が活躍できる職場環境に関する企業の事例集~性的マイノリティに関する取組事例~が公開されました!
厚生労働省より「多様な人材が活躍できる職場環境に関する企業の事例集~性的マイノリティに関する取組事例~」が公開されました!
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/0000088194_00001.html
職場において性的マイノリティ当時者が直面する困難は可視化されにくいため
- 取り組みが実施されていない
- どんな取り組みをすれば良いのか分からない
今回公表された事例集には、性的マイノリティが働きやすい職場環境づくりに取り組む意義や企業で実施している取組のポイント、実例が多数掲載されています。
また、2020年6月から施行のパワハラ防止法では性的指向や性自認に関するハラスメントやアウティングの防止対策が義務付けられます。
性的マイノリティについての理解促進、差別や偏見を無くすこと、ハラスメントの起きない職場環境の整備は今後企業にとって必須の取り組みとなります。
スピカ社会保険労務士事務所はLGBTアライを宣言しており、LGBT当事者、企業、人事担当者からのご相談実績が多数ございます。
誰もが働きやすい職場環境づくり向けて、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
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誰もが働きやすい職場環境づくりに向けて、ぜひ一緒に取り組みましょう!
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